さて、アジアカップの初戦が終わり、様々な議論が展開されている中でPGに関する議論が多くされているのが目に留まったので、今回は斎藤拓実選手に関する記事を書いてみようと思います。

なぜPGがこんなにも議論されているのか。
バスケットボールにおいて、ポイントガード(PG)は「チームの頭脳」とも言える存在です。特に代表のような短期間で連携を高めるチームでは、PGのゲームメイク力が勝敗を左右します。得点力だけでなく、味方を活かすパス、状況判断、そして冷静なリーダーシップが求められます。ホーバスJAPANではPG(というかハンドラー)のオフェンスにおける役割がかなり大きく、PGの出来がかなりゲームを左右するといってもいいでしょう。そういう意味では河村が代表活動を機に大きくブレイクしたのは必然でもありました。
現在のスタートのPGがテーブスですが、どちらかといえばドライブよりもパスや連携で崩していくタイプで微妙にホーバスの目指すバスケットとはあっていないように見えます。もちろんSNS上で言われているほど悪くはないと思いますが。得意ではない役割を求められて可哀想だなぁぐらいです。ほんなら誰がええねんと思って調べていると斎藤拓実選手を見つけたのです。(もともと大好きな選手ですが笑)
齋藤拓実とはどんな選手か
どんな選手なのかcopilotに聞いてみました。
齋藤拓実は、名古屋ダイヤモンドドルフィンズに所属する日本人ポイントガード。身長178cmとPGとしては標準的ながら、視野の広さと判断力に定評があります。過去には日本代表にも選出され、国際舞台での経験も持つ選手です。派手なプレーよりも、チーム全体を機能させる“つなぎ役”としてのプレーが光る、まさに理想的な司令塔タイプです。
らしいです。自分も同世代なので実際に対戦したこともありますが(自慢です!)めちゃくちゃ上手かったですね。近い世代で名前を知らない人はいないのではないでしょうか?派手なプレーよりもって書いてありますが、派手なプレーも光っていますよね。島根の選手の次に応援している選手です。
スタッツで見る齋藤拓実の実力
24-25シーズンの斎藤のスタッツは以下の通り
PPG 12.1 2PFG46.5% 3PFG35.3% 2R 6.4A 1.3S
アシストは日本人2位だそうです。ちなみに1位は佐々木(三遠)アキレス腱切ってなければね・・
テーブスと比較してみよう。ってことで以下のような感じで比較してみました。
項目 | 齋藤拓実(名古屋D) | テーブス海(A東京) |
---|---|---|
年齢 | 29歳 | 26歳 |
身長 | 172cm | 188cm |
平均得点 | 12.1点 | 8.8点 |
3P成功率 | 35.3% | 28.8% |
平均アシスト | 6.4本 | 5.8本 |
平均リバウンド | 2.0本 | 2.2本 |
FT成功率 | 87.2% | 73.3% |
スティール | 1.3本 | 0.7本 |
チーム状況もありますが、リバウンド以外は斎藤が上回っています。身長が16cmも違うのにリバウンドはほぼ変わらないんだね。意外だ。ホーバスの求める3Pも斎藤がかなり上回っている
斎藤拓実が代表に相応しいと思う理由
ドライブからキックアウト、インサイドへの合わせ、どれも完璧すぎるぞ。個人的にはバウンドパスが上手いPGってめっちゃ好きなんですけど、まじで上手いよね彼。ホーバスが求める1枚目の崩しも上手いし、縦の突破も速いし、ほんと適役だと思うんだけどなぁ・・・3Pも、プルアップもフローターも上手いし。
確かに、河村、冨樫が確定で斎藤を入れると小さいからタイプの違うテーブスを入れておきたいというのは分かるんですが、そもそもホーバスってタイプの違うバスケをするつもりあるんか?ってバスケだよね。なら斎藤拓実でいいんじゃない?って話をしたかった。
結論:「齋藤拓実こそ、今の日本代表に必要な司令塔だ」

Bリーグでの安定した活躍、スタッツに裏付けられたゲームメイク力、そして代表経験。これらを総合すれば、齋藤拓実こそが今の日本代表に最もふさわしい司令塔に見えます。彼のような“ドライブから味方を活かすPG”がチームに加わることで、日本代表はさらに一段階上のレベルへと進化するんじゃないでしょうかという記事でした。
とはいえ、選ばれているのはテーブスですし、テーブスも好きな選手の1人ですので今晩の活躍に期待しながら見たいですね!
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