今週末はホーム京都戦
今週末は約1ヶ月ぶりのホームコートでの試合です。対するは同地区の強豪京都ハンナリーズです。そこで12月2日に行われた京都vs名古屋の1戦を見ていきましょう。
名古屋のDFに苦しむ京都
開始から名古屋の積極的なDFにターンオーバーを連発する京都。渋田選手がかなり苦しんでいます。PGとして出場してこれは厳しいよね。まぁ名古屋のDFには島根も苦しんでいましたが。それにしても斎藤選手のDFは素晴らしいですね。死角から手が伸びてくる伸びてくる。
今季の京都のターンオーバー数 13.7(リーグ 7位)
たまらず京都は川嶋選手を投入し岡田選手をポイントガードに変更します。そこからは落ち着きを見せる京都。カロイアロ選手、岡田選手を中心に盛り返します。
岡田のドライブレーンを作れ!塞げ!
京都は岡田選手のPnRから攻撃を組み立てていきます。周りの選手がスクリーンやカッティングを使いながら岡田選手のドライブレーンを確保していきます。特にヒース選手はクリアアウト(自分のマークマンを抑えてヘルプに行かせない)が素晴らしく、名古屋のビッグマンはヘルプに行けません。名古屋はなんとかヘルプに行こうとコーナーの選手がヘルプに行きますが、岡田選手の巧さでかわされてしまいます。ここの攻防は非常に面白いです。
今季の岡田選手の得点 15.2(リーグ24位)USG%(ボール保持率)24.35% TO 2.6(リーグ10位)
カロイアロが止められない
1試合通してカロイアロ選手は安定して得点をとっていました。プレーチョイスが素晴らしく、ポストアップ、ドライブ、キックアウト、3P、ファールドローと多彩でした。特にキックアウトパスが素晴らしく、コーナーやウィングにシューター(前田選手、古川選手)を配置している京都にはぴったり合っています。おそらく島根戦ではケイ選手がマッチアップすることになるでしょう。
今季のカロイアロ選手の得点 17.2点 TS%(実際のシュートのうまさ) 67.2
名古屋の狙い
名古屋はPGが斎藤選手・加藤選手・坂本選手といます。島根からすれば羨ましいぐらいの豊富なPG陣なのですが、それぞれ24分・0分・10分と出場時間が多くありません。加藤選手に関しては怪我などがあったかもしれませんが。特に後半の開始は斎藤選手を下げ、中東選手を入れています。きっとサイズアップを図りたいんだろうね名古屋は。そのために今村選手を取ったんだしょう。名古屋のOFは人とボールがポジションに関係なくどんどん動くように構成されています。サイズアップを図り全体的な底上げをしたいのかもしれません。そう考えると、来季、斎藤選手の移籍orHC交代もあるかもななんて想像しちゃいます。まぁ結局うまくいっていなかったので斎藤選手を戻したところでゲームは動き始めたわけですが・・・そして勝負を決めたのも斎藤選手のドライブでしたね・・・
斎藤選手の成績 14得点8アシスト
素晴らしいのは後半に得点の大部分をとっていたこと。特に、終盤の勝負所での得点は見事でしたね。ドライブあり、3Pあり、アシストありと縦横無尽にコートを駆け巡りました。
島根はどう戦う?
まずは岡田選手のストップが最優先でしょう。そうなってくると白濱選手がカギを握るのではないでしょうか。白濱選手が試合に出られないとなるとかなり苦戦を強いられるのではないかと思います。また、オフェンスでは高さでアドバンテージがありますから、オフェンスリバウンドの数に注目したいですね。
今季の島根のオフェンスリバウンド数 13.1(リーグ5位)
15個以上取れると勝ちが近づいていくと思います。
また京都のターンオーバー数にも注目です
今季の京都のターンオーバー数 13.7(リーグ7位)
京都のPG陣へプレッシャーをかけてターンオーバーを誘いたいですね。
選手個人では津山選手に期待したいです。前節三遠戦ではひどい成績に終わってしまったので、京都戦を機に復調を期待したいです。
こんなところでしょうか。ホームゲームかつ同地区ということなので2勝したいところですね。残念ながら現地観戦はできなくなってしまいましたが、画面の前から応援したいと思います。現地に行かれる皆さん私の分まで応援よろしくお願いします。
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