大激戦を制し、なんとか2勝した第15節早速振り返っていきましょう!
群馬戦連敗からの変化の見られるスサノオマジック
群馬に2連敗してしまい、下を向くかと思われたスサノオマジックですが、安藤選手のいう通り、ヘッドダウンしている選手は1人もいませんでした。特にベンチメンバーの奮闘が目立ちましたね。
GAME1クラーク選手 15点6リバウンド3アシスト
GAME2クラーク選手 15点1リバウンド2アシスト
GAME1 納見選手 10点3リバウンド6アシスト
GAME2 納見選手 8点4アシスト
GAME2 晴山選手 8点 3P(2/4)
特にクラーク選手は群馬戦GAME2ぐらいから積極性を持って試合に臨めていますね。シュートに対して貪欲になっています。三遠の時のように支配力が出てきたように思います。安藤選手がベンチへ下がった時間帯はクラーク選手にボールを預け、「お願いクラークタイム」でいいのではないでしょうか。納見選手もゴールを見てプレイしていましたね。怪我後はゴールというより周りのプレーヤーを見ながらプレーしていましたが、積極的にリングを狙う姿勢は素晴らしかったですね。晴山選手もGAME2ではエバンス選手がファウルアウトし、自身もファール4つという中、しっかりと仕事をしていました。リバウンドに絡む、相手に悪いシュートを打たせる、3Pを決める。ほぼ完璧という仕事ぶりでした。群馬戦の負けが生きていましたね。
鍵を握ったリバウンドとDF
この試合で鍵を握ったのはリバウンドとDFローテーションではないでしょうか。
GAME1リバウンド 島根57(OR21DR36)千葉56(OR14DR42)
GAME2リバウンド 島根34(OR10DR24)千葉31(OR5DR26)
2OTまでもつれたGAME1は50分戦って80点台のロースコアゲームでした。解説は守り合いのゲームと言っていましたが、個人的には外しあいのゲームだったと思います。お互いにイージーシュートやオープンなシュートを落とす展開が続いていました。その結果、リバウンドが50本台という普段見ることのないスタッツになっています。その中でもやはりオフェンスリバウンドで違いを作ることができた島根が物量の差でリードをしていきました。リードを溶かしたのは勝ったからいいでしょう。GAME2に関してもリバウンドから3Pにつなげたりしながらリードを奪う展開でした。千葉は外国籍が少なかったこともあり、苦しい状況でしたがそれでもしっかりとリバウンドが一発で取れることで安心感がありましたね。
それとこの試合ではDFローテーションが素晴らしかったですね。千葉のフレックスに対してスイッチを利用しながらしっかりとマークを見失わないようにしていました。特に安藤選手、エバンス選手、ケイ選手のマークの受け渡しが非常にスムーズでした。その結果、冨樫選手のドライブに対してビッグマンがゴール下で待ちながら、後ろから安藤選手や北川選手が挟むとこができていました。逆に千葉はスイッチを多用していましたが、スイッチしたところを島根がしっかりと攻め立てていました。菅野選手や金近選手に対して、クラーク選手やエバンス選手が押し込んでいましたね。千葉はやはりインサイドの枚数が足りなかったですね。
お目覚め安藤誓哉
GAME1 21点 FG8/22 3PFG3/8
GAME2 16点 FG4/11 3PFG3/7
GAME1序盤は「今日も調子悪いのか・・・」なんて思っていましたが、後半から調子を上げてきましたね。どれだけ外しても怯まず打ち続けるメンタルがチームにいい影響をもたらしていましたね。私が1番驚いたのはGAME1OTの残り30秒1点リードの場面でショットクロックが残り14秒もあったのにも関わらずシュートを打ちにいったことです。ああいうイカれたメンタルを持っている選手が大好きなのでとても興奮しましたね。このまま調子を上げ続けていって欲しいですね。
ここからは千葉の話(おまけ)
ここからは千葉の話です。おまけ程度に思ったことを書いていきます。GAME2では金近選手が大活躍しましたね。3P7/10という高確率で27点を奪っていました。ただ私の感想は、「あれ?こんなにシューター寄りだった?」という印象です。高校・大学の時からハイライトで見たことあるなぐらいの印象でしたがもう少しドリブルできていたようなイメージでした。
私のイメージはこんな感じでした。もう少しボール持ってプルアップとかを仕掛けてくるイメージでしたがただの大きいシューターになっちゃったな・・・というイメージです。(それでも全然すごいんですけどね)
同じように小川選手ももっとガツガツしかけてくるイメージがあったのですが普通のPGという感じでしたね。プレイタイム9分平均2.9点は寂しすぎる。島根なら30分出れるよ!!
全員が全員同じように活躍するというのは無理でも、GAME2に関しては冨樫選手もイマイチでしたし、もう少しボールを触ってもいいような感じはしました。あまり千葉の試合を見ていないのでなんとも言えないのですがね。なんというか若い才能を青田買いして、このような使い方をしてしまうのはもったいないように感じますね。小川選手なんか島根に来たら速攻でスタメンでしょう。大倉選手は千葉から移籍しましたが、この2人と菅野選手はこれからどうなっていくのか注目ですね。(島根に来ませんか?)この辺の若い選手の在り方みたいなのはまた別の記事で語ってみたい内容でもあります。
渡邊選手について
GAME1 21点7リバウンド1アシスト
GAME2 11点5リバウンド4アシスト
これまで 平均13.8点 FG%39.3 3pFG%27.3
渡邊選手のBリーグの試合をきちんと見たのは初めてですが、金近選手とは逆に「あれ?こんなにボールを持つ選手だっけ?」という印象でした。NBAではコーナー担当でしたがBリーグではもう少し役割が増えていますね。USGが30%近くあり、NBAの時よりかなりボールを持っている印象でしたね。渡邊選手こそ金近選手のようにシューター的に動いたり、コーナーからのカッティングをすればいいのになと思ってしまいました。正直、Bリーグのレベルが上がりすぎて渡邊選手でもインサイドで有利を取れないようになっています。むしろ島根の外国籍相手にはかなり押し込まれていましたね。身体的に万全な状態ではないのは体を見ればわかりますが・・・。もう少しアウトサイド寄りに配置してあげるといいのではないかななんて思ってしまいました。(島根ならアウトサイドの仕事できるよ!)
千葉のことも書きましたが、とにもかくにも2連勝できてよかったです!。来週のFE戦も勝って4連勝したいですね。(なんとか現地観戦行けそう!)
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