島根vs北海道:開幕節から見る今季の変化と課題

Bleague

開幕節勝利!

開幕節2連勝!ナイスゲームでした!

特に2戦目はかなり我慢を強いられましたが、開幕節で2連勝したことはかなり大きいと思います。特にまだまだ未完成のチームなので勝つことによってさらにケミストリーが生み出されることでしょう。

とりあえず2試合見たので今季の変化と課題をつらつらと

今季の変化

開幕節の島根を見ていて昨シーズンまで見たことなかったようなシーンがたくさんあった。

まず、安藤選手のプルアップの3Pが減り、キャッチアンドシュートが増えたこと。これはゴール下に3人ものインサイドが集まることにより外が空くようになっていることから増えたことが容易に想像できる。昨季までは3人アウトサイド(安藤・白濱・ぺリン)2人インサイド(ケイ・ニカ)だったので3Pラインに待ち構える選手が多くなかなかスペースがなかった。また、安藤選手がボールを持ち、自らクリエイトすることが多く、プルアップが増えていたこともあるだろう。

しかし、今季はアウトサイド2人(安藤・津山)、インサイド3人(ケイ・マカドゥ・エバンス)となり、3Pラインのスペースが豊富になった。また、マカドゥ、クラークのポストアップからオフェンスが始まることが多くより楽にシュートを打てるようになった。

次に、ゴール下のシュートが増えたこと。これは試合を見た誰もが思っただろう。かなりインサイドを強調して攻めていた。もちろん相手の北海道が外国籍が少なかったこともあるだろう。しかし、それにしても明らかにゴール下を攻めていた。

これが今季(開幕節2試合)のシュートチャート

次に昨季のシュートチャート

2試合のシュートが135本だったのでペイント内だけで73本、約54%のシュートを打っていることになる。

昨季の60試合で4061本のシュートを打っているので、ペイント内で1832本、約45%のシュートを打っている。

昨季と比べて明らかにゴール下が増えていることがわかる。

また、コーナー3Pも2試合で10本打っている。確かに、ポストアップからの逆サイドのコーナー3Pという形が多かった。

昨季、60試合で106本だったのだから約2倍に増えていることがわかる。

要するに、まずはインサイド、ゴール下。次に3Pという形が新しい島根の形なのかもしれない。

ある意味、わかりやすいバスケットである。

昨季までは安藤選手やビュフォード選手のドライブなどからキックアウトの形を取っていたので大きく変化したところかもしれない。FTあたりのシュートが減ったのはビュフォード選手のプルアップがなくなったのが影響しているだろう。

今季の課題

天皇杯での宇都宮との試合の感想でもあったが、ウィングのDFはかなりきつい。さらに白濱選手がいないとなるとかなり苦しい。今節でも盛賓選手やラモス選手になんどもドライブや3Pを許していた。そこへの明確なアンサーはなかった。ワイリー選手に期待したくなるが、見る限りかなりDFは怪しい。守れなくてもフィジカルで削る、相手を遅らせるなど色々方法があるがどれもできていなかった。。。2試合目は先発で起用されたがあっという間にラモス選手に10得点されてしまった。まだまだシーズンが始まったばかりなので改善していくと思うが、チームとしてどう守るのかがはっきりとはわからなかった。晴山選手を使えばいいのにと思っているが、、、シーズン序盤は我慢してワイリー選手を使うのかもしれない。

また、大きい選手がアウトサイドに釣り出されて、安藤選手や津山選手がゴール下で待つ場面もたくさんあった。とにかくDFのローテーションでコミュニケーションがまだまだ足りない。これは今後、試合を重ねるにつれて改善していくだろう。

もう1つ目だったシーンとして、相手に速攻を許すことが多かった。なぜなのか、見てみるとインサイドを強調して攻めたのはいいがゴール下で外してしまった場合ゴール下に3人島根の選手が残っているので速攻を許してしまっていた。

ゴール下ゴリ押しではなく崩してインサイドを攻めていくと改善するだろう。

まとめ

今季の島根の変化として

まずは、インサイド。次に3P。という形になっていること。

また、課題として

ウィングと速攻のDF。となった。

次節までにどのように解決していくのか楽しみである。

次節は仙台戦。チケットが余っているらしいし行こうかな。それと対戦プレビューでも書こうかな。

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