日本人選手と外国籍選手
検証企画後編。まずは日本人選手と外国籍選手の平均を比べてみる。
ベスト5全体の平均は
得点16.2点 リバウンド4.1 アシスト4.3 勝利数43.6勝 順位3.9位
であった。この数字とどれだけ離れているか見ていこう。
一昨シーズンまでは日本人選手3名、外国籍選手2名という縛りがあったため基本的には外国籍選手の方が求められる成績は高くなってしまう傾向がある。それを踏まえてみていこう。まずは日本人選手から。
日本人選手の平均
得点14.1点 リバウンド2.1 アシスト4.2 勝利数43.0勝 順位4.0位
という平均であった。アウトサイド・ウィングを日本人、インサイド側を外国籍という構成にするチームが多いためガードが多くベスト5に選ばれている。そのためリバウンドよりもアシストが多い傾向になっているようだ。
外国籍選手の平均
得点21.2点 リバウンド8.8 アシスト4.7 勝利数45.1勝 順位3.8位
という平均であった。流石に外国籍選手の方がかなり平均が高かった。特に得点は平均21.2点とかなり求められていることがわかる。(ファジーカスがかなり引き上げている。)
最低ライン
次にベスト5に選ばれた日本人選手・外国籍選手の中で1番数字が低かった選手を見てみよう。
まずは日本人選手
得点10点(原)リバウンド1.2(金丸)アシスト0.7(金丸)勝利数27勝(金丸)順位19位(河村)
ぱっと見て、平均2桁の得点が欲しいなぁというイメージである。個人成績重視で勝利数や順位はあまり重要視されない傾向にあるのかもしれない。まぁ同じ成績なら順位高い方選ぶけどみたいな感じかな。
次に外国籍選手
得点17点(スミス)リバウンド4.3(スミス)アシスト2.3(スミス)勝利数32勝(ぺリン)順位12位(ぺリン)
個人成績は全て千葉のスミスだった。チームが1位だったこともありチームの成績も考慮してのベスト5だったことが伺える。勝利数・順位はどちらともぺリンだった。これは先程のスミスとは逆に個人成績が考慮されてのベスト5だったことが伺える。
まとめ
ベスト5全体の平均は
得点16.2点 リバウンド4.1 アシスト4.3 勝利数43.6勝 順位3.9位であった。
日本人選手だけでみると
得点14.1点 リバウンド2.1 アシスト4.2 勝利数43.0勝 順位4.0位
外国籍選手で見ると
得点21.2点 リバウンド8.8 アシスト4.7 勝利数45.1勝 順位3.8位であった。
成績だけ見ると外国籍選手の方が求められる成績が高いことがわかる。またチームの勝利数は40勝前後、順位は全体で4位程度は必要になってくる。
最低ラインとして
日本人選手は
得点10点 リバウンド1.2 アシスト0.7 勝利数27勝 順位19位
外国籍選手は
得点17点 リバウンド4.3 アシスト2.3 勝利数32勝 順位12位であった。
個人成績が低いなら順位がずば抜けて高いこと。もしくは個人成績が高いなら、順位はあまり関係ないことが見て取れる。
色々物議を醸しているベスト5だが、成績から検証していくと割と妥当な気もする。
検証しながら番外編 選ばれなかった選手とかもやってみたいと思った。
来年のベスト5は誰になるのだろうかまた注目してみたい。
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