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信州時代
さて富山から信州に移籍した岡田侑大。移籍の理由については以下の記事でこのように答えています。

──多くのオファーがあったと思いますが、信州に移籍した理由を教えてください。
6、7チームくらいありましたが、成長したかったというのが一つです。富山でプレーしていた時はジュリアン(マブンガ)とジョシュ(ジョシュア・スミス)がすごいので、何もしなくてもノーマークになるというか、自分から行動しなくても攻めやすいケースが多かったです。自分から何かアクションを起こしてクリエイトしたり、オフェンスのリズムを作るのが理想だったので、それで一番学べるチームなのかなと思って選びました。
──三河ではシーズン後半戦に出場機会が減少し、プレータイムを求めて富山に移籍しましたが、富山では後半戦に先発出場が増えました。富山を1年で離れることに悩みはしなかったですか?
めちゃくちゃ迷いましたね、やっぱり(浜口)炎さんには自分らしさをすごく出させてもらえましたし、富山のブースターの皆さんにも、前半苦しかったのを支えてもらったので、残留するという考えもありました。
自分が残ったら、保証はないですけど昨シーズン以上に勝てると思いますし、彼ら2人とプレーしていたら昨シーズンの後半のようなスタッツを残すことが多分できたと思いました。ただ、それが本当に自分の成長になっているのかと考えた時に、現状維持になってしまうのではないかと。もっと上に行くためには富山では現状維持しかできないのかなと思うところがあって、すべてを考えた中で、トータル的に自分の成長を取りました。
まぁより多くの役割を求めて、富山を出ていったってことだね。マブンガいる以上1stオプションにはなり得ないだろうし。これを23歳で選べるのはすごいよね。若手はプレータイムこそ全て。がんばれ横地・介川。
21-22シーズン 42試合出場 13.8ppg 2PFG54.9% 3PFG36.4% 2R 2.8A
22-23シーズン 53試合出場 13.3ppg 2PFG50.4% 3PFG27.7% 2.2R 3.9A
気になるのはスターターで出場した試合が23試合・16試合と少ないことですね。よくわからんのでcopilotくんに投げてみると、
岡田侑大選手が信州ブレイブウォリアーズ時代にスターターで出場した試合が少なかった理由は、チームの戦術やローテーションの影響が大きかったと考えられます。信州では、他のガード選手との競争が激しく、またチームの戦術に応じてベンチからの起用が多かったためです 。さらに、信州時代には怪我やコンディションの問題もあり、安定した出場機会を得るのが難しかったことも影響しています 。それでも、岡田選手は限られた出場時間の中で高いパフォーマンスを発揮し、チームに貢献しました。
らしい。うーんよくわからん。不倫騒動があったのもこのあたりだけど、それも影響しているのか?ロスターを見てみると、熊谷、前田、栗原、大崎あたりとスタートを争っていたのかな。今の実績からは考えられん。そういえば、ホーキンソンともチームメイトだったのね。ホーキンソン・岡田って並べるだけで強そうだが、あんまり勝てなかった信州。
個別のハイライトを見ると相変わらずうまい。ぬるぬるドライブしていきます。ステップバックは止められないね。だけど、チームハイライトを見ると
今までのハイライトより、オフボールでの得点を取る動きが多いことがわかります。こういう動きできるのも大事だと思うけど、こういうバスケットしたいなら岡田じゃなくていいよねっていう。信州は岡田を大型PGというより、ウィングの1枚として見てたってことなのかなと。
京都時代
移籍の理由は詳しく述べられている記事はなかったけど、地元京都でのプレーってことなのかな?それと以前と同じように信州での役割以上を求めたってことかな。役割を求めて信州に出たはずが、あまり大きな役割をもらえなかった信州時代でもありました。
23-24シーズン 52試合出場 12.8ppg 2PFG49.2% 3PFG32.0% 2R 6.4A
24-25シーズン 57試合出場 15.7ppg 2PFG53.1% 3PFG34.2% 2.2R 5.5A
京都へ移籍し、ほとんどの試合をスターターとして過ごしています。48試合・55試合。
それに伴い成績も上昇。アシストは信州時代の1.5倍になっています。23-24シーズンの6.4Aは河村・ビュフォードに次いでリーグ3位です。24-25シーズンの5.5Aはリーグ6位です。
24-25シーズンの15.7ppgはリーグ20位。日本人選手だけで見ると安藤に次いでリーグ2位です。
一気に階段を登った感じがありますね。島根も何度も京都には苦しめられましたね。以下の記事にもあるようにhttps://basket-count.com/article/detail/202534
京都と対戦するチームは岡田にサイズ、フィジカルに優れた外国籍選手をつけることも少なくない。当然タフな状況であるが、岡田は1人の選手としてやり甲斐を感じている。「なんというかリスペクトを感じますし、楽しいところはあります。佐賀戦は(レイナルド)ガルシア選手、群馬戦は(トレイ)ジョーンズ選手とのマッチアップもあり、チームオフェンスを壊してはいけないですが、楽しむことはできていたのかなと」
そして、再びホグと対戦する機会がめぐってきたら、今度はやり返したいと意気込む。「2メートルを超える選手にどうやってアタックするか。河村(勇輝)選手のように日本人ガードでもできる選手はいます。自分も次のステップでそれをできるようにしていきたいです」
1on1から得点を取る日本人って魅力的ですよね。特に今季の島根はウィングDFが手薄だったこともあり、平均16点取られています。
相手DFに対してスクリーンやアーリーオフェンスなどでアドバンテージを取った後の動きがまじでうまい。そのアドバンテージをもったままレイアップまで行けてしまいます。島根戦のハイライトもありましたが、島根は京都のPnRに対してほぼ打つ手無しみたいな感じでしたからね。相変わらず左サイドのステップバックは脅威ですね。
このステップバックスリーが島根でもたくさん見られるでしょう。左ドリブルから右にDFを振っておいて左へステップバック。足の使い方を見ればわかるのですが、右・右・左でステップバックですよね。この2つ目の右ステップが結構大事で。でも結構難しくて。笑
信州時代にオフボールを学び、京都時代では一気にハンドラーとしての才能を開花させました。島根ではどんな姿が見られるのでしょうか?とても楽しみです。
ボジッチHCと合いそうか?
正直、わかりません。ただ、以前の記事でも書きましたが、
ボジッチさんは1つ目のハイピックを崩しに使ってそこから次の展開へもっていくのが好きっぽい。ということは1つ目のハンドラーを岡田が務めるのではなく、次の展開に岡田を用意したい。でも岡田は1つ目からボールを持ちたそう。島根はハンドラーが少ない。この矛盾をどう解決していくのかがポイントになりそうです。納見がスターターでも良さそうですが、岡田・中村って並べるのかなぁと。そうすると中村がどれくらいハンドラーをできるのかにかかっていそうな気がします。岡田にいい形でボールを預けて、スクリーンをかけることができればオフェンスは期待できそうな気がします。今回はこの辺で。part3ではもう少し岡田の成績を深掘りしていきたいと思っています。
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