島根の四年間を振り返ろうpart3

Bleague

さて、3年目です。苦しいシーズンでしたが、振り返っていきましょう。

IN

ハッサン 大橋 ワイリー 晴山 モリス

OUT

トラビス 阿部 後藤

ハッサンマーティン 43試合出場 16:39 6.1ppt FG57.2% 4.1R

トラビスに出ていかれてしまった。ただ、怪我がちだったことも踏まえると悪くない判断だと思います。ただ代わりに入ってきたハッサンも怪我がちだったぜ・・・。

晴山ケビン 60試合出場 12:52 3.0ppt 3PFG31.6%  

そして阿部の移籍の穴を埋められなかったのがかなり大きかったように思います。シュートだけでいえば晴山ですが、オフェンスが困った時のクリエイト力にがありましたね。意外と気が利く動きをしていた阿部ちゃん。

ワイリー 25試合出場 6:47

大橋 10試合出場 1:24

そして、WIN NOWモードの島根に若手2人はいらなかったね。結局ほぼ使われていないし。この辺がフロントと現場で差があったのかな。かなり補強にズレが生じていたよ。Bリーグのレベルが上がっていく一方、島根は3年間で金丸・トラビス・阿部・後藤らを失いました。そういえばジーコも失ったね。徐々に戦力を削がれていった感があります。

22-23シーズン

32勝28敗 平均得点81.7 平均失点78.7

このシーズンはかなり怪我に苦しめられたシーズンでしたね。まず、ビュフォードが開幕明け数試合欠場しました。あまりシーズン途中で抜けることがなかったのでびっくりでした。さらにマーティンも怪我が続きました。昨シーズンのトラビスよりも7試合多い、43試合出場しました。そこはよかったのですが(よくはない)、プレーのクオリティにかなりの差がありました。ゴール下のイージーショットをポロポロ落としていました。特に右サイド。トラビスのようにパワーで破壊できるわけでもなく、オフェンスのオプションとしてなりえませんでした。ここは島根側も計算外だったのだろうね。ここまで外国籍を連れてくることに定評のあった(と思っている)堀さんですが、これにはびっくり。

ほぼビュフォードと安藤のハイライトになってしまいました。シーズンがすすむに連れて依存度を増していきました。

ビュフォードのUSG%

2021 27.56%

2022 30.51%

2023 31.53%

2024 32.76%

ビュフォードの成長とともに年々依存度を増していきました。これはしょうがないことだと思うけど、もう少しやり方はあったんじゃないかと思うね。メンバーに合わせた最適化という意味では成功だけど継続的な強さの維持という意味では失敗だったね。

このシーズンはずっとワイルドカード争いをしていましたが、この年に優勝する広島に連敗し、シーズン終了となってしまいました。

まとめ

4年目は以前書いた通りです。

ここ四年間での出ていったメンバーをまとめてみましょう。

金丸 トラビス 阿部 ハッサン 後藤 土家 ビュフォード 大橋 モリス ニカ ファーガソン ウドゥ 小阪

多くのメンバーが変わっていきました。でも維持したかったのは強力ハンドラー+スクリーナー+帰化選手ってわけだ。これが揃うだけである程度形になるね。

やっぱり1年目のロスターで3年間ぐらいやってたら優勝が見えていたかもしれません。金丸の移籍が全てを変えたね。島根にとってなにより予想外だったのはビュフォードの成長かもしれません。ビュフォードがMVPクラスまで成長したことによりオフェンス面、チーム面でバランスを失っていきました。安藤・金丸を中心にしていくつもりが、安藤・ビュフォードになり、その結果金丸の移籍につながったようにも見えます。

そしてハンドラー中心のオフェンスにしたことによって島根に選手が集まりにくくなりました。島根という田舎のチームにはより大きな役割を求めてくる選手が多いですが、安藤・ビュフォードがいることによってそれも難しくなりました。その結果、MVP(仮)シーズン以降、露骨に選手を集めづらくなっていました。(あくまでも推測ですが)

そして継続性という意味でも阿部以降ビュフォード下で大きく成長した選手がいなかったのもきつかったです。ビュフォード安藤が長い時間出場でき、ボールをもっているので、若手が育たずロスター完成後、前評判以上のチームにはなりませんでした。そこは見てて退屈だったところかな。そういう意味で来年は楽しみですね。

思えば遠くへ来たもんだ。安藤・金丸・ケイを連れてきて、強いチームを作ろうとしたが、ビュフォードの成長によりチームのバランスが崩れ、その後のシーズンは突貫工事のような補強や戦術が続いたスサノオマジック。もし、金丸が移籍しなかったら、もしニカが怪我しなかったらなんて考えてしまいますが、スポーツの世界に「もし」は存在しません。来年こそは長い年月で楽しめるスサノオマジックが見てみたいぜ。

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