島根の四年間を振り返ろうpart1

Bleague

さて、ぼちぼち移籍情報も出てきて来シーズンのチーム構想も見えてきました。来シーズンは大きくメンバーが変わりそうですね。そこで今回はこれまでの四年間のスサノオマジックを振り返ってみようと思います。

1年目

さて、島根にとっての序章となる1年目です。この前のシーズンに28勝32敗で終えたチームは、バンダイナムコがスポンサーになったこともあり、大型補強をし、一気にロスターを強化します。

PG 安藤 北川 (土家)

SG 阿部 後藤 山下

SF 金丸 白濱

PF ビュフォード トラビス ケイ 小阪

C ニカ 

名前だけ見てもやっぱり強いよね。ビュフォードがMVPモード前、阿部も覚醒前なのですが、非常に層が厚いですよね。オールスターPGがいて、シューターがいて、ウィングを守れる選手がいて、帰化センターがいて・・・優勝を一気に狙えるロスターになりました。

このシーズンは開幕戦もまだまだ客席に空きがあったシーズンでした。開幕節はいきなり千葉と対戦。100-94で勝利しています。が、なんと観客は1709人!!今だったら即完だよね。

やっぱり得点パターンが豊富だよね。安藤、金丸、トラビス、ビュフォード、ケイ、阿部後藤北川も果敢にドライブしているし。見てて面白いし強そうだよね。

このシーズンは40勝15敗で西地区2位リーグ5位でCSに臨みました。

このシーズンは土家山下以外の全員に平均5分以上のプレータイムがありました。プレータイムの少ない後藤小阪も約30試合と6割ほどは試合に出ている模様

平均得点は安藤15.7 ビュフォード19.8 トラビス19.2 ケイ14.5 金丸11.1

なんと5人が平均2桁得点しています。こうなるとなかなか止められないよね。というかトラビスって19.2点も取ってたんだね。びっくり!34試合しか稼働していませんが、逆に言えばそのおかげでシーズン中ビュフォードがMVPモードになっていきました。良い意味でも悪い意味でもこれが今後の島根に影響を与えていきました。

チームの平均得点は86.9点でリーグ4位でした。(今シーズンは79.8)今シーズンとは大違いですよね。当時島根はかなりオフェンスに寄ったチームでした。ただDFもリーグ8位とそんなに悪くない成績でした。今季のガチガチDFも悪くないけど、やっぱり点がたくさん入る試合って面白いよね。ヘナレ1年目ということもあり、まだまだチームOFが定まってない感じでした。それゆえ、多様な得点パターンが生まれていたという印象でした。

そしてPOへ進んでいきます。

1回戦の相手はアルバルク東京でした。自分もGAME1,2は観に行きました。今でも覚えていますが、GAME3のチケットはGAME2で負けがほぼ決まってから取りました。これも今じゃ絶対できないよね。ある意味良い時代だ。

 このハイライトを見ると、開幕当初よりハンドラーを中心のオフェンスにかなり整理された様子です。安藤・ビュフォードを起点にズレを作りながら他の選手もフィニッシュしていきます。私たちが見慣れているオフェンスです。安藤が当たっていたこともあり得点が止まらなくなっていました。ただ、改めて見るとこのオフェンスなら金丸いらないよねって感じでした。いらないというかもう少し安い選手でもいいよね。金丸本人ももう少し役割が欲しかったのかもしれない。ハンドラー中心の時間とシューターセットの時間と使い分ければいいのにと思いますが、そんな柔軟性はヘナレにはありませんでした。そのためのベンチスタートじゃないのかな。そんなこんなで四年間で唯一のCS1回戦突破でした。そして2回戦は琉球です。

残念な結果に終わってしまいましたが、ハイライトを見て思うことは「攻めるパターンの多彩さ」ですね。もちろんビュフォード・安藤中心になっていますが、それでもトラビス・金丸・ケイ・たまに阿部と多彩ですね。そしてラインナップも攻めたい時は金丸やトラビス、守りたい時は白濱・ケイ、ファールトラブルになれば阿部が出てくるという柔軟さ。かなり強いよね。それでも琉球の壁は越えられませんでした。

ビュフォードは平均得点が14.8⇨19.8へとステップアップしました。安藤も10.3⇨15.7へ。まぁ出場時間が増えたことが1番の要因なんだろうが、それでも5点アップはすごいよね。逆に金丸は15.0⇨11.1へと得点を落としたんだけど・・・

大型補強をして1年。活躍すべき人が活躍し、トラビスが怪我している間にエースが生まれ、脇役陣も成長を見せた1年でした。ここにパスが得意なベテランPGを加えてもう1・2年やったら優勝できそうな気がするけどな。そうもいかないのが島根スサノオマジックでした。

2年目に続く

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