さぁいよいよCS初戦の琉球戦ですね。勝利へのポイントや試合展開はどうなるのでしょうか?今シーズンの4戦を振り返りながら予想していきましょう。
GAME1 2024.10.23
最初の琉球戦は98-61でまさかまさかの大勝でした。第3Qに31-6と圧倒し、勝負を決めてしまいました。クラーク24点、安藤21点、納見12点でした。この試合で印象に残っているのはカーク選手を含めたビッグラインナップをあまり多用してこなかったことでした。琉球のスタートは岸本、脇、松脇、ロー、クーリーの5人でした。クーリーのプレータイムは約23分でした。
GAME2 2025.3.12
第2戦はOTの末、87-84で勝利しました。ケイ20点、マカドゥ18点、安藤14点、マーフィー12点(OTで8点)。この試合ではマカドゥ選手が退場後、マーフィー選手がOTで大活躍しましたね。琉球はカークが40分出場で25点、クーリー選手が19点でした。お互い死力を尽くした試合となりましたね。
GAME3 2025.4.26
第3戦は82-97で敗戦となりました。CSの前哨戦のような試合でしたが、第1Qでペースを握られた後、そのままリードを奪うことができず、そのまま敗戦となりました。津山23点、エバンス13点。琉球はアルマ20点、ロー17点、クーリー13点、カーク12点でした。島根(安藤)のPnRに対して、ブリッツで対応され、その後の展開がうまくいかず攻めあぐねました。さらに琉球はリバウンドで圧をかけ、確実にゴール下を沈めていきました。この日は突破口が見つかりませんでしたね。
GAME4 2025.4.27
第4戦はカーク選手がお休み。その効果もあり、ホーム最終戦を77-68で勝利しました。安藤26点、マカドゥ12点、エバンス10点でした。琉球はアルマ16点、ロー15点でした。試合開始から安藤ラッシュで一気に流れを持っていき、要所要所で得点をとりながら26点。ルーキーの崎濱相手には負けてられないぜってね。
CS勝利の鍵は?
こうして4試合を見ていくとやっぱり勝利の鍵はカークへの対策ですね。今季の島根はエバンス選手のところでアドバンテージを取れる相手には試合を有利に進めることができます。そう言う意味でカーク選手がコートから下がり、エバンス選手がコートに立つ時間帯はアドバンテージを取れるでしょう。ということはどのようにしてカークをコートから追い出すかということが鍵になってくると思います。
①ファールトラブル
これが1番わかりやすいですね。第1Qで2つファールしてくれると楽な展開になると思います。が、それは琉球もわかっているはず。そう簡単にはいかないよね。ただ、ファールができないということはDFで狙い目ということです。カークを安藤が攻め立てることができれば、必然的にカークの負担は大きくなりコートから追い出すことができるかもしれません。
②トランジション
カークの弱点の1つにスピード不足が挙げられます。レギュラーシーズン第2戦では特に目立っていましたが、マカドゥ選手のリバウンドからボールプッシュが効果的でした。逆に第3戦ではそこを狙われターンオーバーになっていましたが・・・
速い展開に持ち込むことができればカークの足を削ることができ、選手交代を余儀なくさせることができるでしょう。個人的にはこの展開が1番あり得そうだし、島根は狙いたいんじゃないかなと思っています。
③スペース
カークがインサイドにいると島根のインサイド陣の強みが半減されてしまうので、カークを3Pラインまで引っ張り出したいです。そのための1つの案としてはエバンスの3Pが挙げられます。エバンスの今季の3Pはここまで0.7/2.5の27.3%です。お世辞にも高い数字とは言えませんが、ここが2〜3本決まるとカークもコーナーまで追わざるを得なくなり、琉球のインサイドが手薄になってくるでしょう。ここはエバンスの調子次第なのでゲームプランとしてはどうかと思いますが・・・
カークを引っ張り出して安藤との1on1にひきづり込みたいんですが、第3戦で琉球がやっていたようにPnRに対してブリッツされると安藤はパスを強要されるのでなかなか狙わせて来れなそうな琉球。
注目したい数字
これはみなさんもわかっていると思いますが、リバウンドですね。
第1戦リバウンド 島根34(OR8DR26)-28(OR6DR22)琉球 島根WIN
第2戦リバウンド 島根53(OR22DR31)-50(OR21DR29)琉球 島根WIN
第3戦リバウンド 島根31(OR11DR20)-40(OR19DR21)琉球 琉球WIN
第4戦リバウンド 島根42(OR9DR33)-38(OR10DR28)琉球 島根WIN
まさにリバウンドを制するものはゲームを制すと言わんばかりの両チーム。島根は特にDFリバウンドを確実に押さえていきたいところですね。
もう1つ注目したい数字は両チームのビッグマンのファール数です。お互いのビッグマンが早い時間帯でファールをしてしまうと一気にゲームプランが崩れてしまいますね。特にエバンス・カークのファールトラブルは一気に流れが傾きます。そうなると気をつけたいのはイリーガルスクリーンです。審判がスクリーンの基準をどのあたりにするのかでかなり試合展開が変わってきそうです。
ゴーゴーマジック!
さていよいよ今季の集大成ですね。この試合のために1シーズン戦い抜いてきました。今季のチームなら、最後まで戦い抜きセミファイナルへとコマを進めることができると信じています。その勇姿をしっかりと目に焼き付けましょう。欲を言えばホームでみなさんともう一度会いたいですね!
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