今回は時間に余裕もあったので、前節の大阪戦をフルゲームで見てきました。(フルゲーム見てから3日後に書く・・・)
千葉のスイッチDFがすごい
千葉は怪我人が続出しているんですが、ベンチからウィングの選手がまだまだ出てくるんですね。原選手や金近選手など代表級の選手がベンチから出てくるなんて本当に脅威ですよね。そんなチームの中で千葉は冨樫選手以外の選手がスクリーンに対してスイッチで対応していきます。渡邊選手を筆頭に中も外も守れる選手が多く、大阪のOFに対してどんどんスイッチしていきます。たまにスイッチミスなどもあるのですが大阪がそこをつけずなかなか得点が取れませんでした。
千葉のオフボールスクリーンがすごい
千葉はおそらくフレックスというスクリーンに対してさらにスクリーンをかけるOFをしていました。その対応に大阪は苦労しているように見えました。スイッチするのかスライドするのか判断がはっきりせず、渡邊選手やスミス選手が自由に動けていました。特にスミス選手は打てば入る状態で33得点決めていました。後半に追いつきましたが、前半というか1Qで勝負を決めた千葉でした。スクリーンからのカッティングが非常にうまく、どの選手もインサイドへ飛び込み、ボールをもらえなくても逆サイドがフリーという状況を作っていました。普段島根のOFを見ているのでオフボールで選手がカッティングするのが新鮮に思えました笑。
千葉の気になる数字
平均得点 81.2(リーグ7位)
平均失点 75.6(リーグ9位)
2PFG% 53.2%(リーグ7位)
DFリバウンド 27.8(リーグ3位)
OFリバウンド 10.2(リーグ18位)
ターンオーバー 10.8(リーグ3位の少なさ)
被ファウル 19.8(リーグ5位)
ジョナサン・ウィリアムスのOn/Off± 24.49(チームトップ)
千葉は平均得点がリーグ7位のチームです。イメージだともっと得点をとっているチームだと思っていましたが、意外に少ないんですね。それでも7位ですが。怪我人いないともっと得点をとっているのかも。
ムーニー選手やホグ選手の代わりに入ったジョナサンウィリアム選手がチームトップの得失点差です。確かに自分が見た試合でもドライブに合わせてダイブしたり、スクリーンからゴール下の得点を量産していました。機動力があってスピードで勝負するタイプのように見えました。
島根の勝ち筋
OFでもDFでも万能な選手が多く、どこでも守れるしどこでも攻めれるという千葉ですが、島根の勝ち筋を探っていきましょう。
まずはリバウンドですね。毎回言っているような気もしますが。笑
千葉はオフェンスリバウンドはあまり多くないチームです。オフボールで動いているからでしょうか?スクリーンしている途中でシュートを打たれるとなかなかリバウンドは取れませんからね。島根はしっかり一発でリバウンドを取りたいですね。
なんとなく対戦成績を見ていて思ったのですが、勝った試合と負けた試合の得点を見ると千葉は好不調の波が激しいチームのようです。3連敗した時は76・60・53と得点に苦しんでいます。島根も70点台のロースコアなゲームに持ち込みたいですね。そうなると個人で注目したい選手はDFではケイ選手、OFではクラーク選手です。まずはDFではおそらくケイ選手が渡邊選手につくことになるのではないかと思います。しっかりとフィジカルで渡邊選手を削って欲しいですね。OFではロースコアになる展開を予想し、個人で得点をとってくれるクラーク選手に注目したいです。負けはしましたが群馬戦はシュートを打ち切る姿がありました。あの調子で積極的にリングに向かっていって欲しいです。ということで予想ですが勝つとすれば
島根74-70千葉
DFリバウンド28 OFリバウンド8
個人スタッツ
クラーク選手18点 マカドゥ選手10点10リバウンド ケイ選手10得点7リバウンド
こんな感じでしょうか。津山選手が出られるのか、安藤選手がしっかりリカバリーできているのかなど色々な不安要素はありますが、今の島根なら充分に勝つチャンスはあると思っています。まずはGAME1しっかりと勝って連敗を止めたいですね。
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