次の試合は本日名古屋戦ですね。昨シーズンまでは何度も戦っていた相手ですが、今シーズンは地区がかわってしまったため2度しか対戦がありません。
名古屋はここまで6勝5敗のチームです。平均アシストがリーグで1位のチームです。また、ブロック、スティールともにトップ5に入っており、ディフェンスが硬いチームでもあります。3Pの成功率が21位と上がってきておらず、安定していないように見えます。チームの中心は斎藤選手(#2)、エサトン選手(#43)、チータム選手(#45)です。
今回は11月4日に行われた名古屋対長崎の試合を見ていきましょう
第1Q
名古屋は斎藤選手中東選手佐藤選手エサトン選手チータム選手5人でスタートします。さっそくチータム選手がスティールからドライブしてエサトン選手につないでいきます。チータム選手(#45)能力がやばい。跳ねるような身体能力ですね。長崎はスミス選手エドゥ選手ブラントリー選手松本選手山口選手の5人でスタート。マークスミス選手(#13)を中心にオフェンスを組み立てていきます。長崎はエドゥ選手のブロックショットが目立ちますね。ゴール下で斎藤選手がノーマーク。名古屋7-0スタートで長崎タイムアウト。長崎は山口選手(#17)の3Pでようやく初得点。エドゥ選手(#15)のブロックからスミス選手のドライブなど特典が動き出します。一方名古屋は積極的なディフェンスからプレッシャーをかけます。これだよね。名古屋の真骨頂は。伊藤選手が琉球に移籍してしまいましたが、代わりに移籍してきた加藤選手(#3)もすごいディフェンスですね。長崎はブラントリー選手(#7)、山口選手の3Pでなんとか追い上げていきます。長崎はウィング陣の積極的なドライブからエサトン選手などにつないで得点を重ねていきます。しかし、エサトン選手(#43)はリバウンドが強いし判断もいいですね。マークスミス選手の最後のショットが決まり23-21の名古屋2点リードで第1Qが終了しました。接戦ですが、エサトン選手のインサイドやウィング陣の3Pなど再現性のある得点をしているのは名古屋かな。かなりオフェンスが完成されている。一方長崎はタフショットが目立ちました。名古屋のプレッシャーをいかにかわしていくか第2Qも注目です。
第2Q
長崎の速攻から始まった第2Q。お返しにエサトン選手の3P。3Pも打てちゃうエサトン選手。凄すぎるエサトン選手。チータム選手も続きます。完璧なパス回しから2連続チータム選手。余裕がありすぎる斎藤選手。名古屋32−23で長崎タイムアウト。長崎はスミス選手を中心に追い上げていきます。34-28長崎6点リードでオフィシャルタイムアウト。エドゥ選手がオフェンスにディフェンスにハードにプレーし長崎を支えています。スミス選手が決めれば斎藤選手が決める一進一退の展開が続きます。中東選手(#12)ってこんなにドライブする選手だったっけ?素晴らしいドライブから得点を決めます。名古屋はチームファールが5つ溜まっていても前からプレッシャーをかけます。しかし、スミス選手がするりするりとかわしてフリースローを得ます。最後にザック選手がタフなゴール下を決め46-39の名古屋7点リードで後半です。終始名古屋の積極的なディフェンスに苦しんだ長崎ですが、スミス選手を中心に追い上げていきました。
第3Q
斎藤選手からの中東選手のゴール下を決め、名古屋の得点で後半が始まりました。その後も決まればハイライト確実というアリウープを狙う斎藤チータムホットライン。これは惜しくもファール。長崎はブラントリー選手が4つのファールですがコートに立ち続けます。そのブラントリー選手が3Pを決め長崎の得点が動き始めます。いやーアツい。スミス選手の華麗なドライブからエドゥ選手が決め2点差となったところで名古屋タイムアウト。名古屋はエサトン選手の得点で返していきます。エサトン選手がコート中央でもらう展開を避けたい長崎ですが、なかなかうまくいきません。佐藤選手(#14)が2連続3Pを決めれば松本選手(#1)も2連続3Pを決めます。ここにきて脇役陣が活躍を見せる両チーム。活路を見出したい長崎ですが名古屋の積極的なディフェンスや要所要所でのゾーンディフェンスに苦しみます。一方名古屋は張本選手の3Pなどで順調に得点を重ね63-55で第3Qを終了します。両チームとも中盤に得点が止まりましたが、ディフェンスからの速攻で活路を見出した名古屋が一歩抜け出しました。
第4Q
加藤選手が積極的にドライブを仕掛けてきます。両チームとも点が止まる中、加藤選手の積極的なドライブからチータム選手がリバウンドを押し込み名古屋初得点。その後は両者得点が動かず、我慢の時間帯が続きます。それを動かしたのは名古屋の斎藤選手。スティールからエサトン選手が決め69-55となったところでオフィシャルタイムアウト。かなり厳しい長崎。マークスミス選手以外にもう1人ハンドラーが欲しいよね。それが馬場選手という想定なんだろうけど。オフィシャルタイムアウト明け、ようやくスミス選手の得点が決まり長崎初得点。森川選手の3Pも続きます。しかし名古屋も斎藤選手が落ち着いて返していきます。長崎はスミス選手でラッシュを仕掛けていきます。残り1分で76-69名古屋7点リードこれは決まりかな。83-74で名古屋勝利となりました。後から知ったんだけどこれ前の試合名古屋20点差で負けているのね。なぜ負けたんだという内容。
まとめ
終始、名古屋リードの展開で進んでいった試合でした。エサトン選手23点斎藤選手18点チータム選手13点。活躍するべき人が活躍して勝った試合でした。また、中東選手や佐藤選手も要所要所で活躍しており、バランスが良いチームでした。名古屋はなんとチームでスティールが14個ありました。長崎は合計20ターンオーバー。どこからでも伸びてくる手は怖い怖い。長崎はスミス選手以外にもう1枚起点が欲しかった。山口選手に期待したい。
島根はどう戦う?
基本的にはインサイドアタックで大丈夫でしょう。佐藤選手とエバンス選手の戦いになると思います。ここでアドバンテージを取れると勝ちは近づいていきます。あとはエサトン選手をマカドゥ選手が我慢してついていけるかもポイントです。宇都宮戦では不調となっていた安藤選手のカムバックに期待したい。ポイントを挙げるとすると
①佐藤選手vsエバンス選手でどちらがアドバンテージを握るのか
②エサトン選手vsマカドゥ選手がイーブンに持っていけるのか
③名古屋のプレッシャーディフェンスをかいくぐれるのか
この3つに注目して今日の試合を見たいですね。楽しみ!
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