俺は「谷口大智」を諦めない。

NBA

今季出場試合2試合。総出場時間2分15秒。そうみなさんご存知の谷口大智選手である。

谷口選手は私自身はとても大好きな選手です。私が小学校6年生の頃、ミニバスのコーチに谷口選手の小学生時代のビデオを見せてもらったことがある。小学校6年生ですでに191cmあり、彼のダンクを見た時に衝撃を受けた。同じ小学校6年生でこんなに違うのかと・・・。うちの妻も谷口選手がお父さんだったら楽しそうというぐらいに大ファンです。義父は谷口選手のユニフォームを先日購入したそうです。

そんな谷口選手だが今季、インサイドを補強したスサノオマジックで出場時間が激減している。激減している理由とこれからについて少し考えてみようと思う。

昨季までの谷口選手の起用法

一昨季の記事であるがバスケットカウントさんの記事に(https://basket-count.com/article/detail/141399)こんな記載があった。

つまり、「帰化選手のファールを抑えるために自分がファールを犯してでも時間を稼ぐ」という役割である。昨季まで所属していたニカ選手はファールも多い選手であったため、谷口選手の出番は自然と回ってきていた。

昨季の谷口選手

総出場試合54試合 平均プレータイム 13分2秒 3P 37% リバウンド 1.4

また、一昨期のCSではニカ選手が怪我をしてしまったこともありプレータイムが激増した。

平均プレータイム 30分 平均得点9.7 3P 42% リバウンド 1.7

立派なスタッツである。ショットチャートでは

コーナーの3Pがどちらのサイドも40%を超えており、いかに効率的にシュートを打っているかわかる。彼の3Pに何度助けられたか、何度叫んだか。

そもそも現代のバスケットと違い昔のバスケット界で小学生から190cmを超えていると監督からはセンターのプレイを教えられる。そんな中自分の役割を見つけるために3Pを身につけたのだろう。プロの世界でもやっていけるようなシュート力を身につけるためには想像を絶する努力である。それはさておき

島根スサノオマジックでの谷口選手の基本的な起用方法は

①帰化選手がファールをしないように、相手のビッグマンとマッチアップし、試合中盤をつなぐ

②帰化選手が怪我をした時に代わりに出場する。

という2種類の起用法だったことがわかる。

今季の谷口選手

今季スサノオマジックはエバンス選手、マカドゥ選手、クラーク選手というビッグマンを3人補強した。その結果インサイドがかなり厚くなった。昨季まではニカ選手がファールをすると出場機会が回ってきた。そして谷口選手が相手ビッグマンとマッチアップをして、ビュフォード選手が相手ウィングとマッチアップという形を取ってきた。今季はエバンス選手が下がる時間帯は晴山選手やワイリー選手が出場し、相手ウィングとマッチアップし、クラーク選手やマカドゥ選手が相手ビッグマンとマッチアップするという形を取っている。その結果、谷口選手の出場機会が激減している。

谷口選手の起用法のススメ

あくまでも私ならという話で、ヘナレHCはさらに深い考えがあると分かった上で少し考えてみようと思う。

相手チームがビッグマン3人体制のチーム

相手チームウィングに外国籍選手がおらず、インサイド偏重チームだった場合には昨季同様エバンス選手のファールがかさんだ時、ファールを減らしたい時に出場できるであろう。出場できそうなチームは茨城、滋賀、京都、広島、三河、FE名古屋である。これらのチームは外国籍選手がインサイド寄りであるため、出場機会が回ってくるのであろうと思う。

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