今季の秋田を見てみよう

Bleague

今週は秋田戦ですね。

先週末に行われた秋田対佐賀のGAME2を見てみました。

今季は4勝3敗のチームです。負けた相手は川崎、渋谷、佐賀です。前節では越谷に勝っています。

スタッツをサラッとみた後①強み、②弱み、③島根目線の3点から見ていきます。

スタッツから

Bleague公式サイトのスタッツによると(https://www.bleague.jp/club_detail/?TeamID=693&tab=1)秋田のスタッツはこんな感じらしいです。(10月25日現在)

特徴的なのが3Pが4位なこと(ちなみに1位は島根!)アシストが3位(島根は8位)なこと、スティールが1位なこと(島根は3位!)ですかね。ここには載ってないですがターンオーバーも4位でした(島根は16位)。これだけ見るとオフェンスではパスを回して3Pを打ってくるチームであり、DFでは積極的に仕掛け、スティールを狙うチームといえるでしょう。島根の強みと秋田の強みが重なっている部分も多く、似ているチームの対戦と言えるでしょう。

チームの中心にはライスナー選手(#15)がおり、得点(14.8点)とリバウンド(5.7)にしっかりと絡んできます。また、3Pも打てるので要注意人物でしょう。またアルバシール選手(#0)もボールを持つとドリブルで仕掛けて得点(10.8)を取ってきます。

秋田の強み

試合を通して秋田の日本人選手のフィジカルの強さに驚きました。群雄割拠のB1で外国籍1人の時間帯で試合を作っていました。赤穂選手(#6)、元田選手(#12)、中山選手(#17)、土屋選手(#77)などわかりやすくフィジカルの強い選手を集めているのがわかりました。一時は赤穂選手が佐賀のハレルソン選手にマッチアップしていましたからね。あまり島根ではみられない光景でした。

3Pも確率よく決まっているのにも理由がありました。試合を通してドライブからのコーナー3Pが多いことがわかりました。「おいさー」で有名な田口選手(#5)や小栗選手(#20)などが積極的に狙っていきました。特に右コーナーは61%の形で決まっているので要注意です。

外国籍・アジア枠選手はどちらかと言えば細く長いタイプの選手が多いです。ヤニス選手(#24)は長い手足でリバウンドや速攻に絡んできます。外国籍選手の機動力を活かしてDFを崩していくシーンが何度もありました。

秋田の弱み

外国籍・アジア枠が機動力のある分、体重ではミスマッチが生まれやすく佐賀のチャイルズ選手(#23)などに押し込まれていきました。機動力のある外国籍・フィジカルが強い日本人と珍しい構成にしている分インサイド勝負となったときにはリバウンドなどで不利をとってしまうことがあるでしょう。

スターティング5は中山選手でしたが、ベンチから出てくる熊谷選手(#11)以外に純正のPGと呼べる選手がおらず、スクリーンを使うところでターンオーバーが出てしまうこともあります。

島根はどう戦う?

基本的には強みを出させず、弱みを狙うことが試合の基本であるので、

①ボールマンのスクリーンには積極的にプレッシャーをかける。

②インサイドで押し込む。 という2点が必要でしょう。

①は相手のガード陣のターンオーバーを誘うこと、ドライブをさせないことによってコーナーの3Pを減らしていきます。また、秋田の外国籍選手ならウィング向きの選手が多いので、ドライブさせてインサイドで待つという形もでます。晴山選手や谷口選手にも活躍の出番が来るのではないでしょうか?

②島根の方がインサイドでは分があると思います。そのため、インサイドで押し込みながらゴール下もしくはキックアウト3Pを狙ういつもの島根の形がセオリーでしょう。特に難しくする必要もなく単純にインサイド勝負となるでしょう。

相性的には良いと思うので2勝しておきたい相手ではあります。ホームだし。現地応援行きたいですが今回は難しそう。。。

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