vs仙台戦

Bleague

少し遅くなりましたが金曜日・土曜日に行われた仙台戦を振り返っていきましょう!ちなみにGAME2は生観戦しましたが、サイコーでした!!!!

振り返り

まずは以前のブログhttps://snbableague.com/sendai89ersshimane/でも分析したようにポイントの整理をすると

①ヤン選手のところを攻めろ

②スタントン選手をどう守るのか

③スクリーンをハードに守れ

でした。1つずつ振り返りましょう。

①ヤン選手のところを攻めろ

これは予想通りエバンス選手を筆頭に明確にヤン選手のところへポストアップしていきましたね。DF/OFともにリバウンドにも積極的に絡みにいき、相手のファールトラブルを誘いました。GAME2ではエバンス選手が下がるとヤン選手が出てくるなど、帰化選手がいない仙台はそうせざるを得ない事情がありました。明確な弱点を攻めていく島根は見ていて少し新鮮でした。以前は誰が相手であろうがビュフォード選手や安藤選手がしかけていましたが、今季は対戦相手によって攻める相手が変わっていくところは工夫が見られて面白いですね。

②スタントン選手をどう守るのか

これは私自身の目には明確な対策は見られませんでした。しかし、基本的にはシュートチェックからのドライブさせてエバンス選手の待つゴール下にという感じでしたかね。③の話にも繋がるのですがボールを持たせないことはできていましたが、ボールを持ってフロントコートに入ってくると3Pを決められたり、ゴール下まで行かれることが多かった印象です。得点も16点、18点と取られています。しかし、ヤン選手が下がった時にスタントン選手がインサイドを守らなければならず、コディ選手などがゴリゴリ押し込むことでスタントン選手を削ることが出来たのは良かったと思います。それが終盤のシュート率の低下につながったのではないかなと思います。

③スクリーンをハードに守れ

これはスクリーンに限らずですがガード陣にプレッシャーをかけることはできていましたね。前からプレッシャーをかけてターンオーバーを狙っていました。GAME1の納見選手の速攻は盛り上がりましたね。GAME1では青木選手から3つのターンオーバーを誘っています。また、GAME2ではスイッチを多用したようですがスイッチからのローテーションもうまくいっていましたね。ミスマッチを作らせない。作らせても攻めさせない。

以上が振り返りでした。では次は試合全体の雑感です。

試合全体を通して

基本的には島根リードで試合を展開していきました。インサイドに分があるのでインサイドを攻めつつ、外が空いたら3Pを決めるという内容でした。また、マカドゥ選手がリバウンドをとってそのままリング近くまでボールを運ぶことができることも作用してかなり余裕がある試合展開でした。試合展開の割には点差は空いておらずすっきりしない試合だった人も多いんじゃないでしょうか。そこの原因も踏まえつつ見ていきましょう。

ワイリー選手・北川選手がキツイ

この試合では点差に余裕が出てくるとワイリー選手・北川選手が出場しました。しかし、この2人が出てきる時間帯がかなりキツかった。実際勝利したGAME2でも北川選手は±で-10を記録しています。OFではボールを安定して運べないため津山選手への負担が大きくなりました。それよりキツかったのがDFです。明確に仙台はワイリー選手・北川選手のところを狙っていきました。スクリーンをかける。ファールを誘うなど様々な手で攻めていました。「穴があれば攻める」というふうにB1がもうそのレベルまで来ているんだなと少し感心したぐらいです。それによって点差をもう少し離せるところで離せず4Qまでもつれ込んでしまいました。この試合に関してはどちらも2Qで勝負をつけられたと思っています。結局安藤選手は30分以上出ていますしね。

かといって安藤選手などを長く使うとタイムシェア警察が来てしまうのでどうすればいいのでしょうか。個人のスキルアップは当然として、ピリオド後半などではなく、ピリオドの中盤に使うのが良いのではと思います。特にチームファールが溜まっていない時。理由はハードに守れるからです。ファールを覚悟してDFするぐらいの気持ちでやらないと守れない2人が、ファールするとFTになる展開で試合に出てもかなり苦しいです。

ゴール下ポロリってダメージでかいよね

今季のスサノオマジックはインサイドを攻めることが多いですが、その分ゴール下を落とすことも多くなっているように見えます。あのケイ選手ですら落としていましたからね。完璧に崩して最後ゴール下決めるだけ!っていうシーンでポロリがあると普通のシュートを外す以上にメンタル的なダメージが大きいですよね。選手も観客も。会場では「あー!!」というため息が漏れることが多かったですね。その後にシュートを決められると「あのシュートを決めていれば・・・」なんて思ってしまいます。昨季までは「そのシュート決めるんかい」はあっても「そのシュート落とすんかい」はあまり見られませんでしたからね。ここで点差を離せるという時に何度かポロリがあり、思ったよりも点差が開かなかった印象です。

以上2点が点差があまり開かなかった要因でした。

裏が選べるっていいよね

この試合では津山選手が積極的なドライブを見せたり、晴山選手がエンドスローでタップシュートを決めたり、安藤選手がゴール下へカットインしてシュートしたりと昨季の島根にはない姿が随所に見られました。昨季までは王道の安藤選手・ビュフォード選手の1on1でしたが、今季はたくさんの選手が新しい一面を見せてくれています。表(コディ選手やマカドゥ選手のインサイド、安藤選手の3P)があるからこその裏(その他の選手のカットインやドライブ)がより活きてくると思います。その逆も然り。そうやって相乗効果が生まれていきそうな試合内容でした。

次は越谷戦かな。次も勝てるといいなぁ。一度も越谷の試合は見たことないので見てみよう。

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